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iPhoneのデータが消えた!原因とデータ復旧方法をわかりやすく解説

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iPhoneのデータが消えた!原因とデータ復旧方法をわかりやすく解説

更新日:2021.5.25

iPhoneで撮影した画像や動画のデータが、急に消えてしまったという経験がある方もいるのではないでしょうか。大事なデータが消えてしまったことで焦る気持ちが出てしまいますが、正しい方法を用いることでデータが元に戻る可能性があります。

そこで、本記事では、iPhoneのデータが消えてしまう原因やデータの復旧方法について解説します。記事の最後には、復旧方法を試してもデータが復元しない場合の対処法もご紹介しているので、参考にしてみてください。

iPhoneのデータが消える原因とは?

そもそも、iPhoneのデータが消えてしまうのは、どういった原因があるのでしょうか。データを誤って削除してしまうこともありますが、端末の故障、iOSのアップデートなどさまざまです。まずは、iPhoneのデータが消える原因をチェックし、データが消えないように注意しましょう。

原因①:誤ってデータを削除

1つ目は、誤って削除をすることによるデータの消失です。初めてiPhoneを使用する方や、機器操作が苦手な方が操作をした際に、誤って削除ボタンを押してしまう可能性があります。また、ほかのスマートフォンからiPhoneに交換した際に、操作に慣れていないため、データを間違えて削除してしまうことも多いです。

原因②:iPhoneの故障

次に、iPhoneの故障です。水没や落下による衝撃などによって、iPhoneが故障し、データが消えてしまうことがあります。もし、iPhoneが故障してしまった場合でも、電源が付く状態であれば、データの抽出が可能です。しかし、電源が一切つかなくなった状態だと、データを抽出することが難しくなります。

原因③:iOSのアップデートや脱獄

iOSのアップデートや脱獄によって、iPhoneのデータが消えることもあります。脱獄とは、「ジェイルブレイク」とも呼ばれており、iPhoneのプログラムを改変し、iOS非公式アプリのダウンロードや、ホーム画面のアイコンをカスタマイズするなど、自由に設定することです。iPhoneの脱獄は、ソフトウェア自体を改変する行為であり、データ消失の原因となります。

原因④:iCloudとの同期解除

4つ目は、iCloudとの同期を解除することによるデータの消失です。iCloudとは、Apple社が提供するクラウドサービスで、インターネット上にデータを保存することで、端末側のストレージを節約できます。しかし、iCloudのデータは、端末側と切り分けられているため、画像や動画を保存している場合、手持ちのiPhoneとiCloudの同期を解除すると、iPhoneでデータを閲覧できなくなってしまいます。

iPhoneのデータを復旧する方法

iPhoneに保存したデータが消えてしまう原因を解説しました。それでは、実際に、消えてしまったデータを復旧する方法をご紹介します。万が一の場合に備えて、把握しておきましょう。

復旧方法①:iCloudからの復旧

1つ目の復旧方法は、iCloudからデータを復元する方法です。iPhoneのデータをバックアップするのが条件となりますが、データを戻したい日付の状態に戻すことができます。ただし、iCloudからデータを復旧する場合、iPhoneを一度初期化する必要があるほか、必ずしもデータが復旧するとは限らない点に注意が必要です。

iCloudによる復旧方法は、まず、初期化を行います。iPhoneを初期化したあとに、Wi-Fiに接続し、「iCloudバックアップから復元」を押します。その後、バックアップデータを紐付けているApple IDとパスワードを入力し、同意を押すと復元が行われます。

復旧方法②:iTunesからの復元

次に、iTunesを使ったデータの復旧方法です。パソコンでiTunesを起動し、iPhoneとパソコンをケーブルで接続します。「このバックアップから復元」を押し、復元したいバックアップデータを選択すると、自動的に復元が行われます。

ただし、iTunesを使ったデータの復元方法についても、iCloud同様にバックアップが条件です。バックアップデータがない場合、データを抽出できないため、あらかじめ注意が必要です。

それでもデータが復旧しない場合には?

iPhoneに何かしらトラブルが発生し、急にデータが消えてしまった場合、上記で説明したように、バックアップでデータの復旧が可能です。しかし、一方で、バックアップデータがないと、データを復旧することはできません。

それでも、iPhoneのデータを復旧したい方は、iPhone専門の修理業者への依頼を検討してみてください。

まとめ

iPhoneのデータは、誤って削除してしまったり、iPhone本体が故障したりすることで、データが消える恐れがあります。日頃からiPhoneの扱いに気を付け、データが消えないように注意しましょう。

データが消えてしまった場合、本記事で解説したバックアップの方法を試してみてください。バックアップを取っていない方は、iPhone専門の修理業者に依頼することも検討してみましょう。なるべく日頃からバックアップを取り、データが消えた場合に備えておくことが大切です。