iPhone修理のSmaPla >> iPhoneが熱くなるのは故障?熱くなる原因と対処法
iPhoneが熱くなるのは故障?熱くなる原因と対処法
更新日:2021.5.11
iPhoneの使用中に、本体が熱くなったと感じる方も多いのではないでしょうか。熱くなってしまう原因はさまざまで、必ずしも故障とは限りません。そこで、本記事では、iPhoneが熱くなる原因や、熱くなった場合の対処法をご紹介します。iPhoneの熱さが気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
iPhoneが熱くなる原因とは?
iPhoneが熱くなる原因は、故障だけではありません。使用方法に問題があると、本体が急激に熱くなってしまう可能性があります。まずは、iPhoneが熱くなる原因をしっかりと把握し、そのような状況が起きないようにしましょう。
熱くなる原因①:充電しながらの操作
iPhoneが熱くなる原因の1つ目は、充電しながらの操作です。iPhoneを充電しながら操作をすることで、充電処理と放電処理が同時に起こり、本体に大きな負担がかかってしまう可能性があります。結果として、iPhoneに熱が発生するほか、バッテリーの劣化にもつながるため注意が必要です。
熱くなる原因②:高温環境での使用
本体が熱くなる2つ目の原因は、高温環境での使用です。夏の暑い日に、外でiPhoneを使用すると、直射日光によって端末内に熱が蓄積されてしまいます。高温環境での操作はもちろんのこと、夏の時期にカバンやポケットのなかに入れておくと、熱がこもりやすくなります。
熱くなる原因③:保存データ量が多い
本体内部に保存するデータ量が多くなると、iPhoneが熱くなることがあります。画像・動画・アプリなどによって、容量が圧迫され、iPhone内部のCPUに負担がかかるためです。
また、複数のアプリを同時に動かすことでも、発熱する可能性が高まります。iPhoneには、冷却装置が備わっていないため、熱を外に逃がしにくい点に注意が必要です。
iPhoneが熱くなったときに注意すること
iPhoneの発熱によって故障するリスクは高くありませんが、そのまま使用することで、バッテリーの劣化や操作に異常が出てしまう可能性があります。本体が熱くなった場合に備えて、iPhoneにトラブルが起きないように、以下の点に注意してみてください。
注意点①:継続して使用しない
iPhone本体が熱くなってしまった場合には、継続して使用しないように気を付けましょう。熱いまま使い続けることで、バッテリーの劣化が早まり、充電容量が減る恐れがあります。最悪の場合、基板が損傷することによる故障の可能性もあるため、電源を切ってしばらく放置してみてください。
注意点②:無理に冷却しない
また、無理に冷却するのは避けましょう。なかなか熱がおさまらない場合に、冷蔵庫や保冷剤を用いて急冷させると、内部に水分が発生することがあります。水分によって基板がショートし、iPhoneが故障するリスクもあるため注意が必要です。
iPhoneが熱くなった場合の対処法
それでは、iPhoneが発熱した際に、どのような対処法を用いればよいか確認しましょう。電源を切って放置することはもちろんですが、充電中の操作や、熱がこもりやすいケースを交換するといった対策も重要です。
対処法①:電源を切る
iPhoneが熱くなった場合、電源を切ってしばらく放置することをおすすめします。継続的に使用することで、さらに発熱し、本体に悪影響を及ぼす可能性が高まります。また、電源を切ったあとは、冷蔵庫や保冷剤を用いずに、風通しの良い場所に置いて冷ますようにしましょう。
対処法②:アプリの自動更新をオフにする
次に、アプリの自動更新をオフにしてみてください。iPhoneは、インターネット上で、データの送受信が行われると熱が発生しやすくなります。アプリの自動更新をオンにしたままにすると、自動的にアップデートが行われ、その都度、データのやりとりが起こります。可能な限り熱を抑えるためにも、アプリの自動更新をオフにしましょう。
対処法③:内部ストレージの容量を減らす
3つ目の対処法は、iPhoneに保存しているストレージ容量を減らすことです。画像や動画などで容量が埋まっていると、処理の負担が大きくなることで熱が発生しやすくなります。そこで、iCloudや外付けSSDなどにデータを移行し、iPhone本体のデータ容量に余裕を持った状態にしてみてください。
対処法④:iPhoneのケースを変える
頻繁にiPhoneが発熱するという方は、使用しているケースを変えてみましょう。ケースによっては、発熱後に、熱が継続してこもり、熱を外に逃がしにくい状態になっています。iPhoneのケースを選ぶ際には、なるべく薄型のケースや、熱を吸収しやすい黒色以外のものを選んでみてください。
それでも熱がおさまらない場合は?
iPhoneが熱くなった際の対処法について解説しました。しかし、上記の方法を試しても、iPhoneが熱を持ち続けてしまうこともあります。ソフトウェアに異常が起きているか、本体端末が故障している可能性があるため、工場出荷状態への初期化や、修理を検討しましょう。
工場出荷状態に戻す
iPhoneの熱がおさまらない場合、ソフトウェアやアプリに何かしらのトラブルが起きている可能性が考えられます。そこで、iPhoneを工場出荷状態に戻してみてください。すべての設定をクリアにすることで、熱によるトラブルが解決することがあります。ただし、工場出荷状態に戻す場合、必ずバックアップを忘れずに取っておきましょう。
iPhone専門の修理業者で修理をする
次に、iPhone専門の修理業者による本体修理です。ソフトウェアに異常がない場合、ハードウェアであるiPhone本体に問題を抱えている可能性が高く、修理を必要とします。Apple正規店でも修理を対応していますが、Apple Care+に加入していない方や、有効期限が過ぎていると、高額な修理代を請求されてしまいます。
一方、iPhone専門の修理業者は、正規同等のパーツを使用していることから、修理費用を安く済ませられるのがポイントです。技術力も高く、修理後も正常に使用できるようになるため、iPhone専門の修理業者への依頼も検討してみてください。
まとめ
iPhoneが熱くなる理由は、使用方法の問題や、使用環境が原因であることがほとんどです。本記事で解説した対処法を行うことで、熱がこもるのを防ぎ、iPhoneのトラブルを避けられるようになります。しかし、対処法を試してみても直らない方は、工場出荷時に戻すことや、iPhone専門の修理業者に相談することも選択肢に入れてみましょう。