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iPhoneのタッチパネルがうまく作動しない!チェックポイントと対処法を解説
更新日:2021.5.25
iPhoneのタッチパネルが反応しにくくなると、意図しない動作が起きてしまったり、ストレスになってしまったりといったこともあります。
今回の記事では、iPhoneのタッチパネルがうまく作動しなくなった場合のチェックポイントをご紹介します。タッチパネルに不具合が起きた場合に備えて、対処法を確認しておきましょう。
iPhoneのタッチパネルに不具合が起こる原因
iPhoneのタッチパネルに不具合が起こる原因は、タッチパネル部分に異常がある場合だけでなく、バッテリーの膨張やソフトウェアのトラブルなどさまざまです。まずは、思い当たる原因がないかをチェックしましょう。
原因①:保護フィルムによる接触不良
iPhoneのタッチパネルがなかなか反応しない場合、保護フィルムによる接触不良が原因である可能性があります。分厚すぎる保護フィルムを貼り付けてしまうと、液晶部分のセンサーが反応しにくくなり、タッチ操作に影響します。
もちろん、傷や落下時の画面破損を守るために、保護フィルムを貼るのは問題ありませんが、2枚重ねの貼り付けや品質の悪い保護フィルムを使用しないようにしましょう。
原因②:画面部分の破損
画面が破損することで、正常なタッチパネル操作が行われなくなることがあります。iPhoneのディスプレイは、外側のガラス部分と内側の液晶部分の2層構造になっており、液晶部分の破損によって、タッチパネルが操作しにくくなってしまいます。
また、画面部分に水が侵入し、タッチパネルが反応しなくなることもあるため、防水モデル以外の取り扱いには注意が必要です。
原因③:バッテリーの膨張
バッテリーの膨張によって、タッチパネルに影響してしまう場合も考えられます。iPhone本体に内蔵しているリチウムイオンバッテリーが膨張し、タッチパネルが浮き上がってくることで、圧迫されてしまうためです。
バッテリーの膨張は、タッチパネルの不具合が起こるだけでなく、iPhone本体の故障の原因にもなるため、早めに対処をしましょう。
原因④:初期不良・ソフトウェアのトラブルなど
4つ目の原因は、初期不良やソフトウェアのトラブルです。工場出荷の時点でタッチパネルに不具合があり、そのまま初期不良の端末に当たることがあります。購入当時からタッチパネルに不具合がある場合は、初期不良の可能性があるため、購入店舗に問い合わせましょう。
また、ソフトウェアのトラブルによって、タッチパネルの操作に不具合が起こります。iPhoneのシステムを制御するiOSにトラブルが発生しているため、タッチパネルが反応しなくなってしまうということです。
iPhoneのタッチパネルが反応しない場合の対処法
タッチパネルは、さまざまな原因によって正常に動かなくなる可能性があります。そこで、iPhoneのタッチパネルが反応しなくなった場合には、下記で解説する対処法を試してみましょう。
対処法①:乾いた布でタッチパネルを拭く
まずは、乾いた布でタッチパネルを拭いてみてください。タッチパネル表面や、保護フィルムに汚れが付着していると、正常に反応しなくなることがあります。
布を使用してタッチパネルを拭く場合、表面が柔らかい布やメガネのクリーニングクロスがおすすめです。表面が粗い布を使用すると、傷が付いてしまうため注意が必要です。
対処法②:指を乾かしてから使用する
また、タッチパネルを操作する指を乾かしてから、操作をしてみてください。iPhoneのタッチパネルは、体内に流れる微量な電流を感知し反応するため、指が極端に乾いていたり、濡れていたりする状態だと、正常に反応しなくなるためです。
指に異物が付着している場合でも、同様にタッチパネルの操作が鈍くなることがるため、しっかり手を洗い、水滴がない状態で操作しましょう。
対処法③:タッチ感度の調整
iPhoneの設定から、タッチ感度を調整することで改善する場合があります。メニュー画面から、「設定」→「アクセシビリティ」→「タッチ調整」を選択し、タッチ精度の調整を行えます。
たとえば、画面に触れてからタッチが認識されるまでの時間を調整する「保持連続時間」、複数回タッチを1回のタッチとして認識する「繰り返しを無視」など、さまざまな設定が可能です。タッチパネルの操作に違和感を感じる方は、タッチ感度の調整も試してみましょう。
対処法④:iOSのアップデート
最後に、iOSのアップデートです。iPhoneのシステムは、iOSによって制御されているため、タッチパネルの不具合にも関係があります。そこで、iOSをアップデートしていない方は、最新バージョンに更新してみてください。
Appleでは、常に最適なシステム環境を提供しているため、更新の案内がきた際には、アップデートを行うようにしましょう。
対処法を試しても直らない場合は?
iPhoneのタッチパネルに不具合が発生し、対処法を試してみても直らない場合は、修理が必要である可能性があります。液晶部分に故障が発生していたり、バッテリー膨張による圧迫が発生していたりすることもあるため、早めの修理依頼をおすすめします。
iPhone専門の修理業者がおすすめ
修理を依頼する場合、iPhone専門の修理業者への依頼が便利です。もちろん、Appleストアでも修理を行えますが、Apple Careに加入していないと多額の修理費用が発生するほか、店舗数も少なく、修理だけで時間がかかってしまいます。
一方、iPhone専門の修理業者は、修理費用が安く、店舗数も多いため、急な修理にも対応しています。近年では、総務省が認定した「総務省登録修理業者」も増えており、修理後も安全に使用することが可能です。どこで修理をするか迷われている方は、iPhone専門の修理業者も選択に入れてみてください。
まとめ
iPhoneのタッチパネルに不具合が生じてしまうのは、液晶部分の故障やソフトウェア、指の湿気などさまざまな原因が考えられます。そこで、まずは本記事でご紹介した対処法を参考に、改善するか試してみましょう。それでも、不具合が続いてしまう場合は、修理を検討してみてください。