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iPadが充電できないトラブル発生!どのように対処すればよいの?
更新日:2020.9.22
iPadは年々進化を遂げており、iPad Proともなるとノートパソコン顔負けの高性能さが魅力的です。
実際に、iPadだけで仕事をするという方も増えてきます。
そんな便利なiPadですが、充電できないというトラブルが発生することがあります。
せっかくの高機能デバイスであっても、充電がなくなると動作しません。
では、充電できない原因にはどのようなケースがあるのでしょうか?
ここでは、iPadが充電できないトラブルについて解説します。
iPadが充電できない原因は?
iPadが充電できない原因としては、多くのパターンがあります。
ほんの些細なものから大きなトラブルまで、その範囲は多岐にわたります。
主な充電できない原因としては、以下のようなケースがあります。
ケーブルが適切に差さっていない
単純な問題ではありますが、ケーブルが適切にiPadやアダプタに差さっていなければ充電できません。
これは、コンセントも同様であり、きちんと差さっていて初めて充電可能です。
一見差さっているように見えても、実は中途半端でうまく給電できていないケースも多く見られます。
ケーブルの接触が悪い
きちんとケーブル自体をiPadやアダプタなどに刺していても、端子部分に異物を噛み込んでいたりすると給電できないことがあります。
特に、Lightningケーブルモデルの場合、端子部分がむき出しになっていて、その表面に異物や汚れが付着していると、iPadに差し込んでも接触が悪くなり充電できません。
ケーブルの断線や端子部の破損
ケーブルは比較的頑丈にできているものが多く、多少の折り曲げや引っ張りにも耐えれる設計となっています。
ただ、何度も抜き差ししているとどうしても劣化が進んでいくものです。
特に、端子との接合部分は他の箇所と比較して強度が弱く、破損することが多いです。
断線してしまうと、適切に給電できなくなって充電できません。
また、端子部分が破損しても同様です。
アダプタの故障
iPadでは、標準のアダプタが付属しています。
特に、最新モデルではUSB-Cで高速充電に対応した大容量のアダプタが付いています。
サイズが大きく重量があるので、持ち運びには困るものの短時間で充電できるのが魅力的です。
ただ、アダプタが故障すると、ケーブルを適切に繋いでも充電できなくなります。
純正ではないケーブルやアダプタを使用している
iPadを新品で購入した場合、純正のケーブルとアダプタが付属しています。
ただ、使用するシーンにおいてもう一式ケーブルとアダプタが必要になることがあります。
純正以外のケーブルやアダプタは、純正品と比較して価格が安く、またアダプタに関しては同じスペックでもコンパクトで持ち運びやすいものが多いです。
セールスポイントとして「iPadでも使用可能」となっているのですが、品質が低いものがあってうまく充電できないケースがあります。
また、規格外のものを使用すると、著しく充電スピードが低下して使い物にならないというケースも見られます。
iPad側の端子が故障している
ケーブル側だけでなく、iPad側の端子部分の不具合により充電できないことがあります。
差し込み方が適切ではなく、過負荷がかかった状態で接続していると、グラつきなどが発生して場合によっては取れてしまうこともあるのです。
また、接触不良が発生することも想定されます。
リチウムバッテリーの不調
iPadに内臓されているバッテリーに含まれているリチウムイオンは、通常フル充電を500回程度行っても、80%まで容量の維持ができるように設定されています。
ただ、使用とともに劣化することで充電できなくなってしまうことがあるのです。
また、バッテリーは熱に弱い傾向があるために、発熱した状態で長時間使用し続けるとバッテリーにダメージが蓄積されて、性能が著しく低下します。
充電できない時に行うべき行動
いざ充電できなくなった時に、慌てずにまずは以下の方法を試してみてください。
これで、充電できるようになることがあります。
まずは再起動してみる
家電でも同じですが、トラブルが発生している時には一度電源を落としてみて、再度立ち上げると治ることがあります。
iPadが充電できなくなった際にも、まずは再起動を行ってみましょう。
iPadでは、他のスマートフォンと違って再起動モードはありません。
一度電源を落として、再度立ち上げる操作が必要なのですが、再度立ち上げる際には少し間をおいて行うようにしてください。
これで、メモリがリセットされたり、デバイスもリフレッシュされて充電できるようになることがあります。
ケーブルやアダプタを交換する
もしケーブルやアダプタに破損等の目に見えた不具合がある場合、交換することをおすすめします。
なお、可能であれば純正のケーブルやアダプタに交換するのがベターです。
もし、互換品を購入する場合は、本当にiPadに適合するかどうかをチェックしてから購入しましょう。
また、Lightningケーブルを購入する場合に注意したいのがケーブル規格です。
iPhone向けをそのまま使用すると、接続自体は可能ですが5Wのパワーしかないために、充電できない場合があります。
iPadには10Wのパワーが必要になるため、10Wに対応しているケーブルを購入してください。
必要な電力を十分に送ることができるものを使用することで、正常にiPadの充電が行われる可能性があります。
iPadの端子部分を修理する
iPadの端子部分が破損している場合は、修理が必要です。
修理は、Appleの正規修理とiPadの修理を請け負っているお店での修理が可能です。
正規修理の場合、保証期間内であれば比較的リーズナブルな費用で修理できますが、保証期間を超えると多額の費用がかかります。
修理店で依頼する場合、リーズナブルな費用で修理できますが、信頼をおけるお店で依頼しないとしっかり修理できない可能性があるので要注意です。
バッテリーを交換する
しっかりと給電できても、iPadのバッテリー自体が劣化していると充電できません。
バッテリーは消耗品でもあるので、新品に交換することで再び充電できるようになります。
端子部分の修理と同様に、Appleの正規修理と修理店で交換対応してもらえます。
費用についても同様で、正規店の場合は信頼できるものの費用がかかり、修理店の場合は安いものの全ての修理店が信頼できるという訳ではありません。
iOSを最新にアップデートする
まだバッテリー残量がある場合で、iOSが最新版ではない場合は、最新版にアップデートするのもおすすめです。
iOS側の不具合で充電できていないのであれば、これで改善できる可能性があります。
ただ、バッテリー残量が少ない場合は、アップデートが拒否されることもあるので注意してください。
初期化する
iPadのソフトウェア内部での不具合の場合、最悪のケースとして初期化することで改善できることもあります。
初期化する場合は、まずはバックアップをしっかり取ってから行ないましょう。
初期化は、設定画面の一般の下にあるリセットを押します。
その後、すべてのコンテンツと設定を消去をタップして、後は指示に従って操作すると初期化できます。
初期化が完了したら、復元処理を行うことで元通りに戻すことができますよ。
自分でできることを行っても治らない場合はスマプラまで!
今回はiPadが充電できない場合の対処法を紹介しました。
もしどうしても改善されない場合は、お気軽にお近くのスマプラまでご相談ください。
状態をしっかりと調査した上で、大事なiPadを充電できるように修理対応させていただきます。