iPhone修理のSmaPla >> iPhone SE/SE2のバッテリー容量はどれぐらい?交換するタイミングも指南
iPhone SE/SE2のバッテリー容量はどれぐらい?交換するタイミングも指南
更新日:2021.4.15
iPhoneシリーズのなかでも小型サイズで、女性や子供でも使いやすい「iPhone SE/SE2」価格が安く購入しやすいモデルですが、バッテリー容量について気になる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、iPhone SE/SE2両モデルのバッテリー容量や、バッテリーを交換するタイミングをご紹介します。電池持ちが悪くなったバッテリーを交換する方法も解説しているため、iPhone SE/SE2ユーザーの方は、ぜひ参考にしてみてください。
iPhone SE/SE2のバッテリー容量はどれぐらい?
・iPhone SEのバッテリー容量:1,624mAh
・iPhone SE2のバッテリー容量:1,821mAh
iPhone SE/SE2のバッテリー容量は、それぞれ異なります。上記の通り、iPhone SEのバッテリー容量は「1,624mAh」、iPhone SE2のバッテリー容量は「1,821mAh」で、わずかにiPhone SE2のバッテリー容量が多いです。
ただし、このバッテリー容量は、Apple社公式の発表ではなく、第三者がバッテリーを調査した数字となります。なお、目安として、2020年に発売された最新シリーズのiPhone12は、「2,815mAh」です。iPhone SE/SE2は、本体の小ささからもわかるように、iPhoneシリーズのなかでもバッテリー容量が少なく、駆動時間も短めとなっています。
iPhone SE/SE2のバッテリーを交換するタイミング
iPhone SE/SE2のバッテリーを交換するタイミングは、さまざまです。電池の持ちが悪くなったタイミングや、充電スピードが遅くなったタイミングのほか、iOSによる診断結果も一つの判断基準です。また、バッテリーの劣化が進むと、電池を搭載している部分が変形することもあります。
①:電池の持ちが悪くなったとき
iPhone SE/SE2のバッテリーを交換するタイミングは、電池の持ちが悪くなったときです。iPhoneシリーズは、充電式のリチウムイオン電池を採用しており、長期間繰り返し充放電を行うことで、バッテリーの劣化が進みます。
結果として、iPhone SE/SE2の電池の持ちが徐々に悪くなり、購入時と比較して100%から0%になるまでのスピードがはやく感じることがあります。動画視聴やゲームといったバッテリー消費が激しい用途だけでなく、普通に使用しているなかで、電池の減りが早いと感じた場合は、交換を検討してみてください。
②:最大容量が80%を切ったタイミング
次に、バッテリーの最大容量が80%を切ったタイミングです。2018年から提供されている「iOS 11.3」には、バッテリーパフォーマンスの最適化と、バッテリーの最大容量を調べられる機能を搭載しています。
「設定」→「バッテリー」→「バッテリー状態」を開くと、現在の最大容量が表示され、本体のバッテリーがどれくらい劣化しているかを確認できます。なお、Apple Care+に加入している方は、最大容量が80%未満になると、無償でバッテリーを交換してくれるサービスが適用されます。
③:購入時より充電が遅く感じたタイミング
3つ目は、iPhone SE/SE2を購入したときよりも、充電スピードが遅く感じるようになったタイミングです。電池の消費スピードだけでなく、充電時間が遅くなったタイミングに関しても、バッテリーが劣化している可能性があります。
リチウムイオン電池は、充放電の回数が500回ほどで劣化が進むと言われており、およそ2年で寿命を迎えます。また、iPhoneは高温環境に弱く、夏の暑い日に充電を長時間行うと、バッテリー劣化が早まる点にも注意しましょう。
④:バッテリーが変形している
バッテリーの劣化が進むと、物理的に変形することがあります。バッテリーが膨張し、本体を握っている際に厚みを感じるようになった場合、バッテリーの劣化である可能性が高いです。
バッテリーが変形したまま、iPhoneを使い続けることは非常に危険です。前面部の液晶パネルを圧迫し、破損する恐れがあるほか、iPhone本体が破裂することもあるため、早めにバッテリーを交換しましょう。
iPhone SE/SE2のバッテリーを交換するには?
・Apple Storeや正規プロバイダー
iPhone SE/SE2のバッテリーを交換する際には、Apple Storeや正規プロバイダーで相談できます。なお、Apple Care+に加入している条件を満たす場合のみ、無料で交換をしてくれます。
ただし、Apple Care+に加入していない場合や、無料交換に当てはまらない場合、5,940円(税込)の費用が発生する点に注意が必要です。また、店舗の立地・数も限られているため、待ち時間がかかってしまうことや、店舗を探すのに不便に感じる可能性があります。
・iPhone専門の修理業者
バッテリーの交換費用を安く済ませたい方や、なるべく早めに交換作業を終わらせたいという方は、iPhone専門の修理業者での交換がおすすめです。Apple Care+に加入していなくても、安い費用でバッテリーを交換できます。
また、Apple Storeや正規プロバイダーよりも、店舗数が充実しており、混雑を避けながら素早くバッテリー交換の依頼を行えます。従業員の修理スキルや使用する部品に関しても、Apple公式に準ずるレベルで、バッテリーを交換したあとの動作について心配する必要はありません。
まとめ
iPhone SE/SE2のバッテリー容量は、ほかのモデルよりも少なく、体感的に消費スピードが早く感じることがあります。電池の持ちや充電スピードが、購入時より明らかに早まったタイミングや、iOSでの診断で容量が80%未満になった場合には、バッテリーの交換を検討してみてください。
Apple Care+に加入している方は、Apple Storeや正規プロバイダーでの依頼が便利です。ただし、保証対象外や加入していない場合は、バッテリーの交換に高額の費用がかかるため、iPhone専用の修理業者への依頼をおすすめします。