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まさか自分のiPhoneが故障?iPhoneに多い故障トラブルを5選ご紹介
更新日:2020.10.12
iPhoneはとても便利なデバイスで、無意識のうちに操作しているという方も多いのではないでしょうか?
生活に欠かせないデバイスでもありますが、使用しているうちに故障することもあります。
これは、いくら丁寧に使用していたとしても発生するのです。
iPhoneに多い故障トラブルもあるのですが、具体的にどのような故障が発生するのでしょうか?
ここでは、iPhoneに多い故障トラブルを9選ご紹介します。
よくある故障①:画面割れ
iPhoneに限った話ではありませんが、スマートフォン画面がむき出しになった状態ですので、手が滑って落下させることによって画面にダメージが加わります。
もちろん、iPhoneでは落下させても故障しないようにゴリラガラスと呼ばれる強度の高いガラスを使用しています。
ゴリラガラスは、アルカリアルミノケイ酸塩の素材を使用しているので、高い透明度と強度が確保されているのが特徴です。
強度についてはプラスチックの数十倍もあるとされており、衝撃や傷に耐えることが可能です。
ビッカース硬さとしては、622から701の間となっています。
それでも、落下させた場所が硬い場所であったり、尖った場所に落下させると画面割れを発生させてしまいます。
画面が割れると、文字が滲んで見えたり最悪の場合は画面が部分的に表示させないという症状が発生します。
さらに、スマートフォンは画面をタップして使用することになるので、タップしづらくなったり操作ができなくなることもあるのです。
傾向的にiPhoneの四隅が特に割れやすく、角から落下させることで画面割れする可能性が高くなります。
また、ポケットに入れていて折り曲げたり、車の窓で挟むなどの原因で画面割れは発生しがちです。
よくある故障②:液晶不良
画面割れのように、外観上で不良が発生する故障もありますが、外観上問題なくても内部の液晶に不具合が発生することがあります。
液晶に不具合が発生すると、主に画面表示に以下のような不具合が生じます。
● 縦筋が表示される
● 画面の一部が欠けて映らない
● 色合いが明るすぎる、暗すぎる
液晶自体に不具合がなくても、バックライトの不具合で全く画面が映らなくなることもあります。
液晶画面に表示させる方法としては、バックライトが常に点灯させて、その光を液晶がカーテンのように遮光させます。
この遮光の度合いによって明るさや色合いを調整して、画面に映像を表示させているのです。
よって、そもそもバックライトが点灯しない限りは画面に表示させることができないのです。
バックライトの寿命は明らかになっていませんが、一般的には2年程度使用すると徐々に光度が落ちてくる傾向にあります。
液晶不良では、他にもタッチパネルの性能にも大きく関わります。
最も深刻な状況となるとタッチ操作ができなくなるのですが、その手前でゴーストタッチと呼ばれる症状になると厄介です。
ゴーストタッチとは、タッチしていないのにタッチしたと誤認識して勝手に操作してしまう症状です。
ゴーストタッチで最も困るのが、ロック画面で誤操作によって勝手にパスコードを入力し続け、ロックがかかるという症状があります。
この場合、最悪の場合は初期化も免れません。
液晶不良が発生する主な原因としては、落下などによるダメージが考えられます。
よくある故障③:バッテリーの劣化
iPhoneを長時間使用するために重要となるのが、バッテリーの性能です。
最新機種になればなるほど、消費電力が高まるためにそれに見合ったバッテリーが搭載されます。
よって、年々バッテリー容量がアップする傾向にあるのです。
スマートフォンが登場して以降、リチウムイオンバッテリーの容量はアップしていますが、一方で基本的な性能は代わり映えしません。
その分、デバイスの省電力化やソフトウェアでのコントロールによって長時間使用できるようになっています。
ただ、リチウムイオンバッテリーの基本的な構造に変化がないために、充放電を繰り返すことで徐々に劣化が進行します。
一般的に、リチウムイオンバッテリーは500回の充放電で劣化が顕著に現れます。
毎日充電したとしても、約2年弱でバッテリーの持ちが悪くなるのです。
また、バッテリーは発熱により劣化が進行する傾向にあります。
夏場に直射日光が当たる場所に置いたり、車のダッシュボードなど高温になる場所に置いていると、劣化が進行するのです。
リチウムイオンバッテリーでは、他にも膨張という問題があります。
リチウムイオンバッテリーの内部に電解液が注入されていますが、電解液が劣化することでガスが発生し、バッテリーが膨張します。
バッテリーの膨張によって、ただでさえ内部にスペースがないiPhoneですので、圧迫されて最悪の場合は画面を浮き上がるほどに膨れ上がることがあるのです。
これによって、液晶の不具合なども発生させてしまいます。
よくある故障④:水没による内部ショート
スマートフォンをポケットに入れておくことで、思わぬ形で落下させてしまうことがあります。
落下させてしまう場所としては地面が多いのですが、それ以外にもトイレやお風呂などに落下させてしまうことも多いです。
他にも、ポケットに入れたまま洗濯してしまうという事例も多く見られます。
iPhone7以降のモデルでは、防水性能が備わっているので一瞬濡れてしまうレベルであれば問題ないのですが、30分以上水没した状態になると故障してしまうことがあります。
水分がiPhone内部に入り込んだだけであれば、故障することはありません。
なぜ水没で故障するかというと、基盤内部でショートが発生するためです。
水分は電気を通す性質があり、水分が基盤に付着した状態で動作させると、本来流れるべきではない箇所にも電気が流れて、故障してしまうのです。
他にも、水分が金属部分に付着した状態が続くと、やがて乾いて腐食させてしまいます。
これによって、本来電気が流れるべき場所に流れなくなり、故障することもあります。
よくある故障⑤:コネクターの故障
iPhoneⅩ以降の機種では、Lightningケーブルを接続することなくQI充電により充電器に置くだけで充電できるようになりました。
非常に便利な半面、充電器を持ち運ぶのが面倒なこともあり、外出先ではLightningケーブルをコネクターに挿して充電している方が多いです。
コネクターは、丁寧に抜き差しすればよほどのことがない限りは故障することはありません。
ただ、ケーブルを引っこ抜くようにして強い負荷をかけて抜いたり、真っ直ぐではなく斜めに抜き取ろうとすると、端子部分がぐらついてしまいます。
また、ケーブルを挿入したままで負荷をかけて設置していると、故障することも多いです。
コネクター部分が故障すると、ケーブルが差し込めなくなり充電できなくなったり、有線イヤホンも使用できなくなるので要注意です。
iPhoneの故障は修理により直すことができる!
今回紹介したiPhoneの主な故障については、基本的に修理することが可能なものとなります。
ただし、不具合の深刻度合いによっては、多額の修理費用が必要です。
スマプラでは、リーズナブルな費用でよく発生しがちなiPhoneの故障についても修理対応しております。